乳房X線(マンモグラフィ)装置を更新しました
GEヘルスケア社製のデジタルマンモグラフィ装置を導入し、低線量でより質の高い画像が撮影可能となりました。
受診者様の不安や痛みを和らげる機能性を備えており、リラックスして検査を受けていただけます。
乳房X線(マンモグラフィ)検査
乳房のX線撮影のことをマンモグラフィと呼びます。
乳房は非常に柔らかい組織で吸収差が少ないため、専門の装置を必要とします。
触診では難しい小さなガンを見つけ出すことが可能です。
この度、当院に導入いたしましたGEヘルスケア社製のデジタルマンモグラフィ装置「セノグラフィ プリスティーナ」は、
低線量でより質の高い画像を撮影できることはもちろんのこと、受診者様の不安や痛みを和らげる機能性を備えた
やわらかなデザインのマンモグラフィ装置です。
充実した医師で画像を判断します
乳房X線写真は、微細な画像を判断するために特別に資格を取得した医師が読影いたします。
当院では、資格のある医師を複数配置し、ダブルチェックによる見逃し防止に取り組んでいます。
撮影技術の向上に向けて
乳房X線検査は女性の診療放射線技師が撮影します。
乳房X線検査は特殊な撮影技術を求められるため、技師の技術向上のため教育・訓練の参加を積極的に行っています。
当院では、その資格を得た技師が撮影を行っています。
クリニックとしての社会的役割
当院では乳がん検診への取り組みをいち早く実施してまいりました。
2002年よりマンモグラフィ検診精度管理中央委員会による第三者評価を受けております。
この認定により乳房X線の撮影、読影、環境が優れていることが評価され、この技術を広く役立てることが使命と考えています。
女性の11人に1人が乳がんに罹患することをご存知ですか?
乳がんにかかる女性は世界的に増加しています。日本でも1995年以降、乳がんは女性のがん罹患率のワースト1となり、国内の新規乳がん患者数は年間7万人以上(2011年統計)と、患者数死亡者数ともに増え続けています。
乳がんの罹患率を年齢別にみると30代から急上昇し、40代後半から50代の働き盛りにピークがみられるのが特徴です。
日々の自己診断はもちろん重要ですが、触診では判断できない場合もあります。定期的な健診を習慣づけましょう。